4年生のクラスでの読み聞かせなので、少し長い昔話を選びました。読み聞かせ時間は、約11分。遠目が効くように、岩波書店の大型絵本の方の「かにむかし」を読みました。
絵は、墨と赤の二色で描かれていて、一見地味です。でも、熟れた柿は美味しそうに光っているし、かにやさるたちの表情や動きがユーモラスに伝わってきます。
文章は、エネルギッシュに流れ、随所にオノマトペが出てきます。リズムよく読むことを心掛けました。
うしのふんが出てきたときは、くすっと笑っていました。4年生の子どもたちは、集中して聞いていました。
作者は、佐渡に伝わる話をもとにして、書かれたそうです。
秋の柿のなる時季に、中・高学年にぜひ読み聞かせしてください。
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kakehashi
上の子どもたちの小学校で、図書館ボランティアを11年続けた後に、公立小学校の学校司書として働き始め6年目です。今年度から公立中学校にも週に1日勤務しています。子どもと本をつなぐ架け橋になりたいです。

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