アーノルド・ローベルの「どろんここぶた」は、小ぶりな絵本ですが、教室での読み聞かせに向いています。ゆっくり読んでも10分くらいなので、朝の読み聞かせの時間にもぴったりです。
小型なので読み聞かせにはどうかなと、思っていたのですが、読み聞かせの勉強会の時に、講師が読んでくれて考えが変わりました。おもしろいんです。
10分は、読み手にとって長いと感じられるかもしれませんが、練習すれば大丈夫。
サポートクラスでの読み聞かせでも、最後まで集中してくれました。やんちゃな3年生のクラスでは、おこったこぶたが家を出ていくあたりから、ぐっと集中してくれました。
読み終わると、心がぽかぽか温かくなりました。一日のスタートに子どもたちに温かい気持ちになってもらえたら、うれしいですね。
やさしい読み物を探している子どもたちには、この本を図書室で早口で読んで紹介しています。すると、たいてい気に入って借りていってくれます。
2年生の国語の教科書に掲載の「お手紙」も同じ作者の作品なので、今度は2年生のクラスで読んでみようと思っています。
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kakehashi
上の子どもたちの小学校で、図書館ボランティアを11年続けた後に、公立小学校の学校司書として働き始め6年目です。今年度から公立中学校にも週に1日勤務しています。子どもと本をつなぐ架け橋になりたいです。

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