「ヒガンバナのひみつ」は、開花に合わせてブックトークを!

お彼岸は過ぎましたが、ひがんばなはまだ咲いています。子どものころ、母に「ひがんばなは仏さまの花だから、さわっちゃだめ」と言われたことを思い出します。ひがんばなは、私の故郷では、まんじゅしゃげとか、ひがんばなと呼ばれていました。みなさんの地域では、どんな呼び名がありますか?

かこさとしさんの「ヒガンバナのひみつ」を読みました。ひがんばなの呼び名は、全国では数百もあるそうです!驚きました。

さらに驚いたのは、ひがんばなのひみつの数々。「ヒガンバナの楽しいひみつ」「ヒガンバナのこわいひみつ」「ヒガンバナのすごいひみつ」名前の多様さから、ひみつが解き明かされていきます。知らなかったことばかりです。

朝の読み聞かせでは、小さな字の部分まで読み切れないので、紹介しながら、かいつまんで読む、ブックトークにしたら、興味を持って聞いてもらえるだろうと考えました。対象は、「ごんぎつね」に、ひがんばなの印象的な場面が出てくるので、4年生以上にぜひ紹介したい一冊です。

好きこそポイント
  • 開花の時期に合わせてブックトーク
  • ヒガンバナのひみつが多角的にわかる
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kakehashi

上の子どもたちの小学校で、図書館ボランティアを11年続けた後に、公立小学校の学校司書として働き始め6年目です。今年度から公立中学校にも週に1日勤務しています。子どもと本をつなぐ架け橋になりたいです。