どんぐりひろいが楽しい季節です。私も、先日公園でどんぐりを拾ってきました。名前を本で調べました。
使った本は、
「どんぐりノート」文化出版局
「どんぐりころころ」ひさかたチャイルド
「小学館の図鑑NEO 植物」小学館
「コロコロどんぐりみゅーじあむ」アリス館
1冊だけでは、特徴がつかみにくいので、何冊か準備が必要です。どの、本もじっくりと読みましたが、一番役に立ったのが、「どんぐりノート」文化出版局です。
どんぐりの名前調べって難しいですね。
以下、同定までの手順を示します。
まず、実と殻斗の形状から、ブナ属、コナラ属、マテバシイ属を分類します。
殻斗がよこしま状のものは、コナラ属です。
私が拾ってきたのは、A.B2種類のどんぐり。
殻斗がA、Bともによこしま状です。
どんぐりの形は、Aは1.5~2㎝くらいの細長いたまご型。Bは、1.5cmくらいで丸みがあり、たてじまが目立つ。
葉は、Aは細長く鋸歯がある。葉の裏が白っぽい。Bの葉は、上半分に鋸歯があり、先端は突き出ているが、葉は中央から先端にかけて、Aより横幅があり、細長いというよりやや丸みがあろる。
「どんぐりノート」2ページの図によると、よこじまの殻斗のコナラ属のどんぐりは、7種類ありますが、まずオキナワウラジロガシとイチイガシは、形が全く違うので除外。
ツクバネガシとアカガシは、葉に鋸歯が全くないので、除外。
以上から、Aは、ウラジロカシと同定。
Bは、アラカシかシラカシか迷いましたが、実にたてじまが目立つこと、葉の形の丸みからアアラカシと同定しました。

kakehashi

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