どんぐりの名前を調べました。「どんぐりノート」がおすすめです。

どんぐりひろいが楽しい季節です。私も、先日公園でどんぐりを拾ってきました。名前を本で調べました。

使った本は、

「どんぐりノート」文化出版局

「どんぐりころころ」ひさかたチャイルド

「小学館の図鑑NEO 植物」小学館

「コロコロどんぐりみゅーじあむ」アリス館

1冊だけでは、特徴がつかみにくいので、何冊か準備が必要です。どの、本もじっくりと読みましたが、一番役に立ったのが、「どんぐりノート」文化出版局です。

どんぐりの名前調べって難しいですね。

以下、同定までの手順を示します。

まず、実と殻斗の形状から、ブナ属、コナラ属、マテバシイ属を分類します。

殻斗がよこしま状のものは、コナラ属です。

私が拾ってきたのは、A.B2種類のどんぐり。

殻斗がA、Bともによこしま状です。

どんぐりの形は、Aは1.5~2㎝くらいの細長いたまご型。Bは、1.5cmくらいで丸みがあり、たてじまが目立つ。

葉は、Aは細長く鋸歯がある。葉の裏が白っぽい。Bの葉は、上半分に鋸歯があり、先端は突き出ているが、葉は中央から先端にかけて、Aより横幅があり、細長いというよりやや丸みがあろる。

「どんぐりノート」2ページの図によると、よこじまの殻斗のコナラ属のどんぐりは、7種類ありますが、まずオキナワウラジロガシとイチイガシは、形が全く違うので除外。

ツクバネガシとアカガシは、葉に鋸歯が全くないので、除外。

以上から、Aは、ウラジロカシと同定。

Bは、アラカシかシラカシか迷いましたが、実にたてじまが目立つこと、葉の形の丸みからアアラカシと同定しました。

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kakehashi

上の子どもたちの小学校で、図書館ボランティアを11年続けた後に、公立小学校の学校司書として働き始め6年目です。今年度から公立中学校にも週に1日勤務しています。子どもと本をつなぐ架け橋になりたいです。