1年生の生活科、「たのしい あき いっぱい」という単元に合わせて、写真絵本「どんぐりころころ」を公立図書館で借りました。2年くらい前のCBLの会のカタログに、作者の片野隆司さんのインタビューが載っていて、この絵本がとても時間をかけて作られたこと、写真のどんぐりが特別なものにならないように、配慮されたことなどが出ていたように思います。
今回は、この本を学年の異なる少人数の子どもたちに読み聞かせました。表紙から気に入ってくれましたよ。
6、7ページの「どんぐりのあかちゃん」の写真を見せると、「えっ、これがどんぐりのあかちゃん⁈」と、つぶやく男の子もいました。私は、「この部分が大きくなるんだよ」と、指差しして補足しました。
次の見開きには、6月から10月にかけて、少しずつ成長するどんぐりの写真が出てくるので、納得してくれた様子です。8月のつやつや真っ青などんぐりを、一番どんぐりらしいと言った子もいました。
一番興味を引いたのが、16、17ページ。ずらっとどんぐりが並んでいて、名前が書かれていますが、名前の響きが面白かったようです。「こなら」「しりぶかがし」「つぶらじい」。たしかにユーモラスな名前です。
どんぐりの名前の由来がくわしい本にも、目を通していたのですが、すぐに説明できるだけ、覚えていなかったので残念でした。もっと、しっかりとした準備が必要でした。
22,23ページの動物たちがおいしそうにどんぐりを食べている写真は、女の子がじっくりと見ていました。
そうそう、22ページに出てくる「あかねずみ」は、ぐりとぐらに似ています!次にこの本を、読み聞かせするときには、ぐりとぐらに似ているかどうか、子どもたちにも聞いてみようかな?

kakehashi

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