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さて、子どもの本の書評で、
「生きる」谷川俊太郎 詩 岡本よしろう画 福音館書店
を知りました。「生きる」は、6年生の光村図書の国語の教科書に掲載されており、卒業式や6年生を送る会等で群読されるこも多いそうです。
うちの長男、長女の小学校の卒業式で、「生きる」の群読に胸が熱くなりました。
この絵本は、岡本よしろうさんの絵が素晴らしいです。真夏の日常を描いたドラマになっています。詩と絵の絶妙なハーモニー。言葉からのイメージの広がりを、絵が視覚的に広げてくれ強い印象を残します。何気なく過ぎていく日々の一瞬こそが、かけがいのない時間だということに改めて気づかせてもらえました。
うちで、高校生の娘と小5の次男に読み聞かせました。娘は、今にしてこの詩の良さがわかったと言っていました。次男は、生きていることはすばらしいんだねって言っていました。
この絵本は、小学生だけでなく、中高生や大人の方にもぜひ読んで欲しいです。
卒業の日に、担任の先生がクラスで読み聞かせる本としても、おすすめです。
読み聞かせ時間は、約9分です。(絵本部分だけで約4分。巻末のエッセーと詩の再読と合わせて全体で約9分)
好きこそポイント
- 読み聞かせの対象は、6年生から中高生、大人まで幅広いです
- 間を十分にとって、ゆっくりと読み聞かせしてください
- 読み聞かせ時間は、約9分です
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kakehashi
上の子どもたちの小学校で、図書館ボランティアを11年続けた後に、公立小学校の学校司書として働き始め6年目です。今年度から公立中学校にも週に1日勤務しています。子どもと本をつなぐ架け橋になりたいです。

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